こんにちは、N2クリニック銀座本院です。
“若返り”という言葉が一人歩きしがちな時代ですが、今日は「幹細胞治療は本当に若返りなのか?」というテーマについて、話してみようと思います。
⸻
医師:
患者様、「幹細胞治療って若返りの治療なんですよね?」とよくご質問をいただきます。
患者様:
はい、テレビやネットで“若返り治療”と紹介されているのを見ました。本当に体が若くなるのですか?
医師:
とても大切なポイントですね。結論から申し上げると、幹細胞治療は“年齢を巻き戻す治療”ではありません。
本質は「低下した機能を回復させること」にあります。
⸻
幹細胞とは何か?
幹細胞は、
・自分自身をコピーできる「自己複製能」
・必要に応じてさまざまな細胞に変化できる「分化能」
この2つの特徴を持つ細胞です。
特に再生医療で使われることが多いのは、脂肪組織由来の間葉系幹細胞(MSC)です。これらは損傷部位に集まり、炎症を抑えたり、組織修復を促すサイトカインやエクソソームを分泌します。
(引用元:Caplan AI, J Orthop Res, 2019)
(引用元:Pittenger MF et al., Science, 1999)
⸻
患者様:
でも、それなら“若返り”とも言えるのではないですか?
医師:
「若返る」というより、「衰えた機能を整える」という表現の方が医学的には正確です。
例えば――
・膝関節の軟骨がすり減って痛みが出ている
・AGAで毛包の機能が低下している
・慢性的な炎症で組織が回復しにくい
こうした“機能低下”に対して、幹細胞は修復環境を整えます。
⸻
なぜ“若返り”と誤解されやすいのか?
幹細胞は炎症を抑え、血流や細胞環境を改善します。その結果として、
・肌のハリが良くなった
・疲れにくくなった
・関節の可動域が改善した
といった変化が起こることがあります。
しかしこれは「年齢そのものが若くなった」のではなく、
✔ 炎症が抑制された
✔ 組織の修復が進んだ
✔ 細胞間の情報伝達が改善した
という“機能改善”の結果なのです。
(引用元:Squillaro T et al., Cell Transplant, 2016)
⸻
幹細胞治療の本質は「再生環境を整える」こと
幹細胞は傷ついた組織に直接置き換わるというより、
・抗炎症作用
・免疫調整作用
・血管新生促進
・細胞保護作用
こうした働きによって“体が本来持つ回復力”を後押しします。
そのため、過度な「若返り幻想」は持たず、
「今の体の機能をどう守り、どう回復させるか」という視点が大切なのです。
⸻
AGAや膝関節の場合
例えばAGAでは、毛包幹細胞の機能低下や炎症が関与しています。
幹細胞由来サイトカインは毛周期を整える可能性が示唆されています。
(引用元:Zhang Y, Dermatol Ther, 2022)
膝関節では、MSCが炎症性サイトカインを抑え、疼痛改善や機能向上に寄与する報告があります。
(引用元:Freitag J et al., Stem Cells Int, 2016)
⸻
患者様:
つまり、“若返る”というより、“今の自分を立て直す治療”なんですね。
医師:
その通りです。
幹細胞治療は、老化を否定するものではなく、
「加齢に伴う機能低下にどう向き合うか」という医療です。
⸻
N2クリニックの取り組み
当院では、単なる流行やイメージではなく、医学的根拠に基づいた再生医療を提供しています。
当院の幹細胞治療の詳細は、こちらのページでも詳しくご説明しています。
▶ https://n2clinic-ginza.com/stemcell
また、免疫細胞療法については
▶ https://n2clinic-ginza.com/immunecell
クリニックの理念や体制については
▶ https://n2clinic-ginza.com/about
医師紹介ページ
▶ https://n2clinic-ginza.com/doctor
よくあるご質問
▶ https://n2clinic-ginza.com/faq
⸻
当院の強み
・厚生労働省より正式に「再生医療等提供計画番号」を取得
・20年以上の再生医療研究実績
・細胞培養における徹底した品質管理体制
・再生医療を専門とする医師が診療
“若返り”という言葉に流されるのではなく、
「科学的根拠に基づいた機能回復」を追求すること。
それが私たちの姿勢です。
⸻
再生医療は魔法ではありません。
ですが、正しく理解し、適切なタイミングで行えば、
確かな可能性を秘めた医療です。
ご不安なことがあれば、ぜひご相談ください。
▶ ご予約はこちら
https://n2clinic-ginza.com/reserve
▶ お問い合わせ
https://n2clinic-ginza.com/inquiry
⸻
【監修クリニック・アクセス情報】
N2クリニック銀座本院
住所:東京都中央区銀座6丁目6-5 HULIC &New GINZA NAMIKI6 11階
TEL:03-3289-0202
診療時間:10:00~18:30
休診日:日曜日
最寄駅:各線銀座駅B5番出口より徒歩4分
【記事監修】井上将之(N2クリニック銀座本院)
⸻
引用文献
Caplan AI, Mesenchymal Stem Cells: Time to Change the Name?, J Orthop Res, 2019
Pittenger MF et al., Multilineage Potential of Adult Human Mesenchymal Stem Cells, Science, 1999
Squillaro T et al., Clinical Trials With Mesenchymal Stem Cells, Cell Transplant, 2016
Freitag J et al., Mesenchymal stem cell therapy in osteoarthritis, Stem Cells Int, 2016
Zhang Y, Exosomes in androgenetic alopecia, Dermatol Ther, 2022
“若返り”という言葉が一人歩きしがちな時代ですが、今日は「幹細胞治療は本当に若返りなのか?」というテーマについて、話してみようと思います。
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医師:
患者様、「幹細胞治療って若返りの治療なんですよね?」とよくご質問をいただきます。
患者様:
はい、テレビやネットで“若返り治療”と紹介されているのを見ました。本当に体が若くなるのですか?
医師:
とても大切なポイントですね。結論から申し上げると、幹細胞治療は“年齢を巻き戻す治療”ではありません。
本質は「低下した機能を回復させること」にあります。
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幹細胞とは何か?
幹細胞は、
・自分自身をコピーできる「自己複製能」
・必要に応じてさまざまな細胞に変化できる「分化能」
この2つの特徴を持つ細胞です。
特に再生医療で使われることが多いのは、脂肪組織由来の間葉系幹細胞(MSC)です。これらは損傷部位に集まり、炎症を抑えたり、組織修復を促すサイトカインやエクソソームを分泌します。
(引用元:Caplan AI, J Orthop Res, 2019)
(引用元:Pittenger MF et al., Science, 1999)
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患者様:
でも、それなら“若返り”とも言えるのではないですか?
医師:
「若返る」というより、「衰えた機能を整える」という表現の方が医学的には正確です。
例えば――
・膝関節の軟骨がすり減って痛みが出ている
・AGAで毛包の機能が低下している
・慢性的な炎症で組織が回復しにくい
こうした“機能低下”に対して、幹細胞は修復環境を整えます。
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なぜ“若返り”と誤解されやすいのか?
幹細胞は炎症を抑え、血流や細胞環境を改善します。その結果として、
・肌のハリが良くなった
・疲れにくくなった
・関節の可動域が改善した
といった変化が起こることがあります。
しかしこれは「年齢そのものが若くなった」のではなく、
✔ 炎症が抑制された
✔ 組織の修復が進んだ
✔ 細胞間の情報伝達が改善した
という“機能改善”の結果なのです。
(引用元:Squillaro T et al., Cell Transplant, 2016)
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幹細胞治療の本質は「再生環境を整える」こと
幹細胞は傷ついた組織に直接置き換わるというより、
・抗炎症作用
・免疫調整作用
・血管新生促進
・細胞保護作用
こうした働きによって“体が本来持つ回復力”を後押しします。
そのため、過度な「若返り幻想」は持たず、
「今の体の機能をどう守り、どう回復させるか」という視点が大切なのです。
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AGAや膝関節の場合
例えばAGAでは、毛包幹細胞の機能低下や炎症が関与しています。
幹細胞由来サイトカインは毛周期を整える可能性が示唆されています。
(引用元:Zhang Y, Dermatol Ther, 2022)
膝関節では、MSCが炎症性サイトカインを抑え、疼痛改善や機能向上に寄与する報告があります。
(引用元:Freitag J et al., Stem Cells Int, 2016)
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患者様:
つまり、“若返る”というより、“今の自分を立て直す治療”なんですね。
医師:
その通りです。
幹細胞治療は、老化を否定するものではなく、
「加齢に伴う機能低下にどう向き合うか」という医療です。
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N2クリニックの取り組み
当院では、単なる流行やイメージではなく、医学的根拠に基づいた再生医療を提供しています。
当院の幹細胞治療の詳細は、こちらのページでも詳しくご説明しています。
▶ https://n2clinic-ginza.com/stemcell
また、免疫細胞療法については
▶ https://n2clinic-ginza.com/immunecell
クリニックの理念や体制については
▶ https://n2clinic-ginza.com/about
医師紹介ページ
▶ https://n2clinic-ginza.com/doctor
よくあるご質問
▶ https://n2clinic-ginza.com/faq
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当院の強み
・厚生労働省より正式に「再生医療等提供計画番号」を取得
・20年以上の再生医療研究実績
・細胞培養における徹底した品質管理体制
・再生医療を専門とする医師が診療
“若返り”という言葉に流されるのではなく、
「科学的根拠に基づいた機能回復」を追求すること。
それが私たちの姿勢です。
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再生医療は魔法ではありません。
ですが、正しく理解し、適切なタイミングで行えば、
確かな可能性を秘めた医療です。
ご不安なことがあれば、ぜひご相談ください。
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https://n2clinic-ginza.com/reserve
▶ お問い合わせ
https://n2clinic-ginza.com/inquiry
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【監修クリニック・アクセス情報】
N2クリニック銀座本院
住所:東京都中央区銀座6丁目6-5 HULIC &New GINZA NAMIKI6 11階
TEL:03-3289-0202
診療時間:10:00~18:30
休診日:日曜日
最寄駅:各線銀座駅B5番出口より徒歩4分
【記事監修】井上将之(N2クリニック銀座本院)
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引用文献
Caplan AI, Mesenchymal Stem Cells: Time to Change the Name?, J Orthop Res, 2019
Pittenger MF et al., Multilineage Potential of Adult Human Mesenchymal Stem Cells, Science, 1999
Squillaro T et al., Clinical Trials With Mesenchymal Stem Cells, Cell Transplant, 2016
Freitag J et al., Mesenchymal stem cell therapy in osteoarthritis, Stem Cells Int, 2016
Zhang Y, Exosomes in androgenetic alopecia, Dermatol Ther, 2022
