変形性膝関節症に幹細胞治療はどこまで効果が期待できる?

こんにちは、N2クリニック銀座本院です。
「できれば手術は避けたい」「痛み止めだけに頼り続けるのが不安」——そんなお声をよく耳にします。今日は変形性膝関節症に対する幹細胞治療は、どこまで効果が期待できるのかについて、患者様と医師の会話を通してお話しします。



患者様
「先生、膝の軟骨がすり減っていると言われました。幹細胞治療で元通りになりますか?」

医師
「正直にお伝えしますね。幹細胞治療は“すり減った軟骨を完全に新品同様へ戻す治療”ではありません。ただし、痛みや炎症を抑え、膝の状態を改善し、進行をゆるやかにする点で、多くの研究報告があります。」

患者様
「どうして痛みが楽になるんですか?」

医師
「主に脂肪組織由来間葉系幹細胞(MSC)が持つ働きによります。
・炎症を抑えるサイトカインを分泌
・傷んだ組織の修復をサポート
・滑膜炎(膝の中の炎症)を鎮める
こうした作用が重なり、痛み・腫れ・こわばりの改善が期待されます。」

(引用元:Zhang et al., Dermatologic Therapy, 2022)



どの段階の変形性膝関節症に向いている?

医師
「効果が期待しやすいのは、初期〜中等度の変形性膝関節症です。」

・歩き始めが痛い
・階段の上り下りがつらい
・正座やしゃがみ動作が難しい
・ヒアルロン酸注射の効果が短くなってきた

このような患者様では、日常生活の質(QOL)が改善したという報告が多く見られます。

一方で、
・軟骨がほぼ消失している
・骨同士が強くぶつかっている末期
では、人工関節の代替になる治療ではない点は理解が必要です。

(引用元:Jo et al., Stem Cells, 2014)



どれくらい効果は続くの?

患者様
「一度受けたら、ずっと大丈夫ですか?」

医師
「個人差はありますが、6か月〜2年程度、痛みの軽減や動きやすさが続いたという報告があります。
体重管理・筋力トレーニング・生活習慣の見直しを併用することで、効果が長持ちしやすくなります。」

(引用元:Pers et al., Annals of the Rheumatic Diseases, 2016)



安全性は大丈夫?

医師
「ご自身の脂肪組織を使う自己由来幹細胞治療は、拒絶反応のリスクが低いのが特徴です。
大きな副作用は少ないとされていますが、
・注射部位の腫れ
・一時的な痛み
などが起こることはあります。」

(引用元:Chahal et al., The Journal of Bone and Joint Surgery, 2019)



N2クリニックの取り組み

医師
「当院、N2クリニック銀座本院では、
・厚生労働省に正式に届出された再生医療等提供計画番号を取得
・20年以上の研究知見に基づく幹細胞培養技術
・専門医による適応判断と丁寧なフォロー
を徹底しています。」



まとめ:幹細胞治療で期待できること

・痛みや炎症の軽減
・膝の動かしやすさの改善
・進行スピードをゆるやかにする可能性
・手術までの時間を延ばせる可能性

「今の膝をできるだけ長く使いたい」
そんな患者様にとって、選択肢の一つとなる治療です。



【監修クリニック・アクセス情報】

N2クリニック銀座本院
住所:東京都中央区銀座6丁目6-5 HULIC &New GINZA NAMIKI6 11階
TEL:03-3289-0202
診療時間:10:00~18:30
休診日:日曜日
最寄駅:各線銀座駅B5番出口より徒歩4分

【記事監修】井上将之(N2クリニック銀座本院)



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ご自身の膝の状態でどこまで期待できるのかは、診察と画像評価がとても重要です。
不安や疑問があれば、どうぞお気軽にご相談ください。
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